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『クレジット利用限度額(可能枠)』とは、お買い物などをした時に、店舗に対してその代金を肩代わりして支払ってもらえる金額の上限のこと。
それに対して『キャッシング限度額(可能枠)』とは、現金そのものを借りる際の、その上限金額のことです。
クレジットカードに於いて『利用限度額』というと、ほぼこのどちらかに絞られますが、それぞれ用途が異なるものですから、混同しないように注意してください。
さて、実際にカードを利用する時のことを考えてみましょう。
利用限度額以内であれば、当然、いくらでもお買い物(キャッシング)をすることは可能です。
しかし、限度額を超えてお買い物(キャッシング)をしようとすると、当然、これはエラーとなって利用を断られてしまいます。
『今現在、いくら分までお買い物(キャッシング)ができるのか』の考え方を、ここで改めて確認してみます。
ここからは例として、クレジット利用について考えていきましょう。
まずは下の表を見てください。
| クレジット利用限度額 |
\100,000 |
| クレジット利用締め日 |
毎月15日 |
| クレジット利用額支払日 |
毎月10日 |
これは、クレジットに利用できる金額の上限が10万円であること、また、毎月16日から翌月の15日までにクレジットを利用した代金を、更にその翌月の10日に支払わなくてはならないことを示しています。
クレジットカードの種類に関係なく、多くの利用者が共通して気にしている規約は、この部分ではないでしょうか。
そして、この表を図で表すと以下のようになります。
例えば上の図の場合、6/16〜7/15までの間で利用した2万円を、更にその翌月の8/10に返済しなければならない、ということになります。
7/30に利用した分の1万円は、次の支払日である9/10に返済する、ということですね。
この場合のお金の動きを時系列でまとめると、以下のようになります。
| 月日 |
6/16 |
6/20 |
7/5 |
7/15 |
7/30 |
8/10 |
| 利用額 |
- |
10,000 |
10,000 |
- |
10,000 |
- |
| 支払額 |
- |
- |
- |
- |
- |
20,000 |
| 利用可能額 |
100,000 |
90,000 |
80,000 |
80,000 |
70,000 |
90,000 |
つまり図のような状況の場合、『利用限度額』とされている\100,000が丸々利用できるのは6/20だけだったということが分かります。
これは、利用可能額が以下のような計算式から求められているからです。
利用可能額=利用限度額−現在未返済額
つまり、8/10時点について言えば、ここで返済したのは6/20と7/5に利用した分の2万円だけであり、まだ返済していない、7/30の1万円があるわけですから、「10万円−1万円=9万円」が利用可能額なんだ、ということになるわけです。
さて、この基本的な考え方を踏まえ、もっと極端な例にしてみましょう。
以下の図を見てみてください。
この例では、6/20と7/5に使った金額が、はじめの表と違っています。
さてこれを時系列の表にしてみると、以下のようになってしまうのです。
| 月日 |
6/16 |
6/20 |
7/5 |
7/15 |
7/30 |
8/10 |
| 利用額 |
- |
50,000 |
50,000 |
- |
? |
- |
| 支払額 |
- |
- |
- |
- |
- |
100,000 |
| 利用可能額 |
100,000 |
50,000 |
0 |
0 |
0 |
100,000 |
お分かりですか?
7/5に5万円を使った時点で、利用可能額は0円になってしまいました。
ですから、7/30の『?』の部分はつまり『0円』。8/10に返済するまでは、クレジットカードを利用できない、ということになるわけです。
なんとなく、『利用限度額』を、「締め日の翌日〜締め日(上の例の場合6/16〜7/15まで)の間に利用できる金額の上限」だと考えてはいませんでしたか?
ましてや、ひと月の利用上限だと考えられている場合もあるようです。
もしも、利用しているカード会社の規約に「締め日翌日〜締め日までの上限です」とか「ひと月の上限です」などと書いてあれば別ですが、そのような記載がない場合は、このように考えた方が無難でしょう。
カード会社によっては、利用限度額をオンラインで確認できるサービスも設けられていますから、こういったサービスを利用するのも良いかもしれません。
なんにしろ、使いすぎは禁物ですね。
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