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『リボ払い』とは、クレジットに利用した代金の返済を、毎月定めた金額にしてもらえるサービスです。
クレジット利用額の返済方法は、主に、一括払いか○回の分割払いのどちらかに分けられますが、例えば一括払いの場合、思いがけず多額のお買い物をしてしまい、次の返済日に全額は支払えそうにない、ということがあったり、分割払いの場合、「これを買ったときは3回払いにしたけど、こっちを買ったときには6回払いにして・・・」ということが重なると、結局、いつ、いくら返済すればいいのかわからなくなってしまう、というようなことが起こり得ますが、これをリボ払いにしておくと、何度、いくら利用したとしても、いつも決まった金額(+金利手数料)以上を請求されることがなくなり、ひと月の負担が軽減します。
今現在、カード会社の多くは、リボ払いを強く推奨しています。
「こんな新しいサービスのカードができました!」というカードが、実質的にはリボ専用のカードであったり、またはリボ払いにするとポイントが○倍加算されるというキャンペーンが設けられたりと、その勧誘方法は様々です。
では、何故これが薦められるのかというと、単純にクレジットカード会社が、多くの利息収入を得られるから、という理由に尽きます。
さて、ここで改めて利用者の側に立った『リボ払い』について考えてみましょう。
始めに書いたように、『リボ払い』は、いつでも同額ずつ返済すればいいシステムで、毎月の返済プランを立てやすい便利なサービスです。しかし、金利手数料のことを無視してリボ払いをしてはいけません。
毎月定額以上を支払わなくてもよいということは、裏を返せばいつでも借金を抱えた状態を持続したまま、と言うことができます。
例えば、リボ払い年利率13%、利用額5万円、支払設定額を1万円とすると、毎月の返済は以下のようになります。
(以下は簡単なシミュレーションです。実際の正しい計算方法は、各クレジットカード会社にお問い合わせください。)
支払回数
(回目) |
年利率
(%) |
支払額 |
支払残高 |
| 0 |
- |
- |
\50,000 |
| 1 |
13 |
\10,541 |
\40,000 |
| 2 |
13 |
\10,443 |
\30,000 |
| 3 |
13 |
\10,325 |
\20,000 |
| 4 |
13 |
\10,216 |
\10,000 |
| 5 |
13 |
\10,108 |
\0 |
つまり、ここで利息として支払った額の合計額を計算すると、
\541+\443+\325+\216+\108=\1,633
となります。
年会費が必要なクレジットカードでさえ、一般カードであればその会費は1300円程度ですから、金利だけで軽く年会費分を支払ってしまうことになります。
まして、上の例では始めの5万円を返済しているだけですが、実生活では返済した分だけまた利用して・・・を繰り返して、いつでも利用可能額目一杯まで借り入れている状態を持続することも不可能ではないのです。
それならば、まだ分割払いにしたほうが利息は抑えられますし、それより最善なのは一括払いできる額しか利用しないことです。
返済プランとして色々用意されているのはありがたいことですが、よく考えてから選ばないと、思わぬ損をしてしまいます。
とはいえ、利用者のニーズが高い支払い方法であることは間違いなく、クレジットカード会社と利用者双方の利害が一致した優秀なシステムです。
いずれにしても、しっかりシステムを理解してから使いこなすことで、クレジットカードの価値は更に高まるものと言えます。
「なんとなく」や「多分こうだろう」という不確かな思いつきや思い込みで思わぬトラブルを招かないように気をつけてください。
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